最初の方雑談だから真ん中の方から読めばいいと思うんだ・・・
あと今回の記事はSimutransを割と分かってる人向けです。ご了承を。
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この記事はSimutransアドベントカレンダー2020に参加しているっぽい!
※艦○れは全くやってません
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今年はなんかこう・・・
色々あったね!!!
シムトラ学会もオンラインでしたし、
・・・ね、でもこれはこれで交通費とか掛からんしよかったと思うよええ(山口から参加する人並みの感想)。知らんけど。
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最初はなかば雑談のようなものです
んなぁ、オンラインで私が発表した内容ってんのがなんだかYoutubeに上がっているんですけどね。
・・・とまあこういう内容でしてって・・・ってちゃんと説明するよ!
皆さま、SimutransOTRPってご存知でしょうか?
ここからは選択肢を提示します。当てはまるところに移動してちょうだいね~
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①SimutransもOTRPもしらんわ
②SimutransしっとるけどOTRPしらんわ
③SimutransもOTRPもしっとるに
④SimutransしらんけどOTRPしっとる
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①を選んだ皆さん
とりあえずSimutransで検索して、頼む、いや、なんでこの記事開いてんのん?
そこに記事があるから・・・って言われたらもうなんも言えへんけど
とりあえずSimutransで検索!(大事なことやで!)
②を選んだ皆さん
ぬまへようこそ!
③を選んだ皆さん
この沼、あったかいですよね・・・いい・・・最高・・・
④を選んだ皆さん
??????????????????????
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はしゃぎ過ぎたので話を元に戻すとね(でもこれも雑談)
OTRPってんのは、Simutransの「痒い所に手が届く」タイプの機能をなんかすごい勢いで追加された派生版本体です。ひめし氏が中心となって開発しているそうなんですが・・・
最近・・・最近って程でもないんですけど、そのOTRPに追加された機能として、「全員降車」って言うのがあるんですよ。
これ、駅に着いたら無理やりにでも全員一旦駅に降ろしてしまうという、なんというか現実的に考えたら割と恐ろしい機能なんですけど、これを使うと、これまでできなかったよーな旅客の移動経路の制御が解決できるというすばらスッバラしい機能です。
詳しい内容は動画の方を見て頂くとして、今回は全員降車を含めた、OTRPを用いた旅客制御についてざっくばらんにお話ししようという雑な記事となっております。どうも、ども。
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ということで、全員降車機能の基本的な部分のおさらいだけやりますね。本題はその後。
「全員降車機能」なんていいますが、その実、「乗り換え回数自動で1回増加させるマッシーン」です。
Simutransでは乗り換え回数が経路選びに与える影響が大きいので、複数経路がある場合には(←ここ重要)乗り換え回数が増えれば、それだけ優先度が下がります。というかほとんどの場合一番乗り換え回数が少ないやつ選びますよね、やってたらなんとなくわかるはずです。
ちなみに計算式は
[ルートコスト] = [駅停車数]×n + [乗換]×8m
で表されます。まあこれは最悪覚えなくてもいいと思いますが、乗り換え回数がかなり重要なキーであることはお分かりいただけると思います。
ところが「全員降車機能」を使うとこうなるわけです。

この場合は結局ルート①は使われないんですけど、例えばルート②の駅数が多くてルート①の方が選ばれたとしましょう。
普通、1回乗り換えさせるにはちゃんと乗り物を変える必要があるんですけど、この「乗り換え回数自動で1回増加させるマッシーン」・・・じゃねえ、「全員降車機能」はたとえ実際には乗り換えしなくても乗り換え回数を1回分足すことができるというわけです。
ルート①を使った場合、何故か乗り換え回数が1回分追加されているということですね。これ結構重要です。
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普通列車と優等列車が同じ区間を走るやつ

まあこんな路線があるとしますわね。Simutransで割とやりがちなアレですね。
で、こんな路線で優等と普通列車を同じ区間で通し運転しますと必ず起こる問題がありますよね。
すげえ普通列車が混むんですよねこれ。
いや現実じゃあありえねえんですが、Simutransの世界では1本で行けるなら乗ってまえ精神が働くらしいです。
でもOTRPをちゃんと有効活用すれば大丈夫!
普通列車のスケジュールを開きましょう。優等も停車する駅のうちいくつかに全員降車をON!
こうすると無駄に編成数が多かったり両数の多い普通列車とはおさらばできます。
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なんか乗り入れするやつ
大都市があったりするとこういうのやりたくなるじゃないですか。
でもこういうのやると、こう、絶望的な感じになりますね。
すごい赤い棒が建ちますね。ここに赤棒を建てよう(建てるな)。
原因は単純で、安易に乗り入れさせると1本で行けるようになっちゃうからですね。さっきと同じ!
この場合、おそらく黄色い路線の設定画面で41駅に全員降車機能を適用すればいいですね。
中心駅が統合されている場合は中心駅に適用してもいいと思います。
地下鉄終点方面は中心駅に全員降車を適用、郊外方面は41駅に適用してみる、みたいな使い方もアリだと思います。
そのあたりは試行錯誤しながらその路線に一番合ったやり方を探しましょう。
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ここからが本番です(発生する旅客は・・・以下略の部分)
他にも色々ありますが、詳しくは上の方の動画をば・・・。文章にするとえぐいことになるからな。
私が今参加しているNetSimutransを例にしてみますか。全員降車だけじゃなく、こう、全体的な旅客制御について解説です。
ああ、ちなみにNetSimutransってのはその名の通りSimutransのオンライン共同開発です。調べたら出てくると思うんだ、Goo○le神を崇めよ。
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で、NetSimutransやるときのお約束なんですけど
赤い棒をガンガン出しまくるのは厳禁だと思っている節があります。
「んなの気にしねえ!」みたいな方もいらっしゃるようですが、他社と直通している以上、旅客を自社内でため込む行為は、他社の利益獲得機会を減らす行為な上、旅客流動を乱して適切な必要輸送量を分かりにくくする行為に等しいので、出来る限り捌けるようにして頂きたいところ・・・ッ!
どっかのNetSimutrans鯖のように旅客発生ファクターがありえん高さに設定されているとかでもない限りはです。
「自分は気にしないから大丈夫!」とかじゃなく、実は他のプレイヤーにとってはただの迷惑行為かもしれません。他社線方面に向かう客はいっぱいいるのに、他社線接続駅から乗ってくる客はすごく少なかった・・・みたいな経験があれば、まあだいたい向こうで溜め込んでます。こうなると、収益性悪くなるんですよね。
自分の開発にこだわるのもいいですが、旅客をちゃんと流通させて、その中で如何に自分の色を出すかというのがNetSimutransの醍醐味だと思うわけです。
あまり関係ないかもですが、Standardだから赤棒ため込むだけで済んでいますが、Extendedだったら他のプレイヤーに赤棒押し付ける結果になりますからね、Extendedでオンラインやるときなんて特にこだわり過ぎ厳禁なわけで。
ね、これすごく大事だと思うので。ちゃんと旅客を捌ききるまではこだわりとかそれ以前の問題なんですよね、ほーんと、ね。
ということで、今回はちゃんと捌くための工夫というか、少ない設備でもちゃんと捌くための努力を感じて頂きたいのです。
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まーたこの人は路線図メーカーばかり使って…もう
現在参加している鯖を基に、自分がどういうことを考えながら輸送しているかをお話ししましょう。

で、これがウチの管内路線図です。
全部複線です。一部の貨物併用線(10マス分くらい)を除き、複々線はありません。複線で捌ききる強い意志ですが、どうしようもなくなったらバイパス新線でも作ると思います(複々線用地の確保を忘れていた人)。
赤棒が常態化した時にゃ手遅れだと考えているので、いやな予感がしたらさっさとこだわりなんてかなぐり捨てるのがNetSimutransの掟。もちろん先述の通り一部の鯖を除きますが…。
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くふー①
「筑前祝園」「塩取」「神田熊川」では他社線と乗り換えができます。つまり他社からの流入があるわけですが、ここは1回乗り換えを挟みますので、全員降車機能を使う必要はありません。まずは自社線内でどこまでの範囲の客をその会社に渡したいかということを考えます。
例えば、「神田熊川」の場合。こちらは接続先が初心者プレイヤーだったこともあり、あまり旅客を大量に収受すると大変なことになると容易に想像できました。
相手の事を第一に考える、これもNetSimutransの掟。いやまあ自分もなかなかうまくできんけどね。でもちょっとくらい自分が損するくらいがお互い気持ちよくプレー出来る・・・そうは思わんかね。
次に、神田熊川から延びている他社線のつながり方を考えました。「筑前祝園」では、複数のプレイヤーと接続を取っていますが、「神田熊川」から延びている路線もまた、筑前祝園から延びている重要路線の一つと接続を取っていました。気をつけないと客を奪い取り過ぎてしまう可能性もあることが分かってきました。
←緑色が自社線。青色の路線は自社も他社線(橙)も乗り入れているんですよね。
結果、乗り換え回数的に考えると、ローカル線(岩島~神田熊川)で区間運行することで、初心者プレイヤーの客を奪いすぎることなく、かつこちらとしても、NetSimutransでは珍しくローカル線らしい運行が可能になりました。
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くふー②
「小郡」では他社線と直通運転をしています。「筑前祝園」まで直通運転です。
こちらの他社線はかなりプレイに慣れている方なうえ、客を捌こうという意識が高い方です。こちらとしても積極的に繋がっていきたいなあと思うわけで、直通運転と相成りました。
ここで、前半の内容が若干活きます。若干です。
直通運転をしているのは、赤色の特急と青色の快速です。ただ、この快速は他社線区間では各駅停車として運行しています。このまま流してしまうと、あからさまに直通快速が大炎上からの赤棒ガンガン状態になってしまうことが予想されました。
ここでお伝えしたいのが、旅客発生量に応じて直通種別の境界駅で全員降車を適用するとか、あるいは路線自体を臨時系統に設定する(これもOTRPの機能にあります)という方法で、無為な赤棒を乱立させずに直通プレイを楽しむことができるということです。
今回は、境界駅の「小郡」で全員降車機能を適用させてみました。(他社線担当者からの提案でした。さすがといったふう)
こうすることで、赤棒の責任の所在が分かりやすくなります。旅客流動を一旦境界駅で区切ることができるからですね。
今回の場合、他社線区間内、自社線区間内はそれぞれ区間内で乗り換えなしで走る種別を持っていました。この状態で初めて全員降車機能の真価が発揮されます。

↑この状態で全員降車を適用すれば、変に偏った混雑なく直通便が運行できるはずです。
たとえ全員降車機能を使ったとしても、それぞれの区間内で乗り換えなしで行ける種別がない場合、かなりの確率で旅客の移動優先順位が直通種別に集中してしまい、まー炎上の素です。
さらに注意したいのは、3社直通以上の場合は全員降車機能での旅客制御効果は薄くなります。1社目⇔3社目の流動はこれらの方法で減らすことが困難なんですよね。そんな場合は「臨時系統」に設定してしまうのがおすすめです。旅客流動はあまりリアルな挙動ではなくなりますが、変な赤棒立たせるよりかはなんぼかマシですね。
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結局はまず自分のところを捌ききってからにしましょうねという話
だらだらとここまで話してきましたが、↑ここにもう言いたいこと書いちゃったよ、どうしてくれる。
あと、今年某鯖で私もやらかしたんですが、NetSimutransで飛行機やるときはルートコスト爆下げになってしまうので、とくに明記されていなくてもちゃんと管理者に許可取ってからにした方がいいと思います。路線就航させようとするごとに伝えておくくらい、過剰に伝えておいてもよいかもしれない(管理者にウザがられない程度に)。
安易に接続しましょうねーとやるのでなく、接続先の路線状況を確認し、自社線にどのくらい流入するのか、または流出させてしまうのか、考えてお話を持っていきましょう。相手方にも、旅客が大量に入ってしまっても大丈夫な態勢を取っているか、しっかり話し合いをするのがよいですね。
すごく簡単な見方として、接続予定駅に停車する路線は一番遠いところでどこまで行っているかを確認するだけでも大まかな予想が出来るはずです。予想を外すことも多いですが・・・。
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これは自分に言い聞かすようにして書く文章だ
いやあね、これ前日に書いてんの。今日残業していつもより帰宅遅かったの。
校正全然できてないのでうにゃーんって感じの文章になっちゃったのでごめん。ゆるして。いやまじで。
NetSimutransでやらかしたり、まあ色々な場面を見て来たりした中で、思っていたことを、こう・・・他の内容の後ろに持っていくことで何とか中和できないか?・・・いや、できてへんわ。こんな強気な文章書くつもりなかったのに、もう時間が来ちゃったから仕方なくそのまま出します。ぴえん。
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