フォト

RetiのN35°へようこそ

  • こちらはRetiのN35°です。
    まずはこちらをお読みください。

    このサイトでは様々なコンテンツを用意しています。
    詳しくはコンテンツにて。

    管理人は”Reti_N”と言います。
    プロフィールはこちらから。

    記事いちらんでこれまでの記事をまとめてチェック!

カウンター

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 2022年1月 | トップページ | 2022年7月 »

デスクリムゾンの生まれる里友ヶ島に行けなかった話 (和歌山県加太・深山・雑賀崎)

欠航していた。あまりのショックで写真は撮っていない。

まるでクチバシティの「ふねのチケット」を確認する船員さんのように、友ヶ島行船の前に全く動く様子もなく佇んでいた。目の前に行きAボタンを押すと、「今日は・・・このあと全部欠航ですね・・・」男はしみじみと語った。やはりトレーナーではなかったようだ。

-----------------------------

その友人は大阪に住んでおり、毎年のように一緒に旅行に行っている。2020以降の例のアレ以降ご無沙汰だったがこのたび久々の旅行となった。とはいえ友人宅を拠点とした二日間の旅である。今回はさらに名古屋から1名呼び、3人旅となった。

一日目は有馬温泉に行ったが大雨だったので省略。いい湯だった。川はぐわーとなっていた。

二日目はどこに行こうという話になり、和歌山市沖の友ヶ島にある要塞跡が「ラ〇ュタ」っぽいと話題になっているらしいという経緯で決定した。おれは「ラピ〇タ」を国民的アニメーションにもかかわらずほとんど見ていない。だからその点ではピンとこない。

でも友ヶ島は知っている。伝説のク〇ゲーの聖地。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm2248(ニコニコは今アカウントなくても見られるんだぜ)

この謎OP映像が撮られた場所こそ、友ヶ島である。もっとも、このゲームの製作会社は兵庫県内にあるようなので、日帰りで撮影できたのがポイントだったんだと思う。

でもこういう話題とは無縁の2人と旅をするので、その辺は伏せておいた。

-----------------------------

話を戻す。欠航していた。11時の便に乗ろうとしたが以降すべての便が欠航らしい。前日の天気が悪かったのでもうしかたないと思う。

ので加太を観光することにした。いい町だと思う。

Blog_20220525140901

釣り人でいっぱいだった岸壁は、欠航により行く当てを失った観光客も加わり、非常ににぎわっていた。

なんかジャケ写っぽいことになった。

Dsc_0321_20220601001801

山にものぼった。港にかかる赤い橋がよい。

Horizon_0001_burst20220430123315152_cove

いまは干潮なのかな。

Dsc_0327_20220601001501

右側の目新しさ建物はなんだとおもったら、釣り船の会社らしい。駐車場は満車であった。なんかおもてたんとちがうが、すげえ

Blog_20220525141201

ひなびテイストいいですね。

Dsc_0328

路地成分を補給した。

Horizon_0001_burst20220430131049994_cove

こんなに、こんなにいい天気だったんですよ。

Dsc_0326

さいごに飯画像。

-----------------------------

ところで、本州側にも砲台跡ってあるんですね。(深山砲台跡)

Horizon_0001_burst20220430133259678_cove

なんだこの階段はぁ!とにかく入ってみようズェ…

奥に赤い扉がありそうだなと思ったが、大雨の翌日のため底のほうは全力ぬかるみとなっており断念。扉たぶんないんだけど。

Dsc_0336

こんなにきれいに残るもんなんですね。なお、砲台があった場所に説明板がぶっささっている。

Horizon_0001_burst20220430133330383_cove

ダンジョンだ・・・

友人は歴史に詳しいマンであり色々話していたような気がするが、おれは詳しくないマンなので能天気でいた。なおぶらさがる毛虫が服につきうわあああああとなった。虫さわれないマンの本領を発揮した(いらない)。

上の方は展望スペースになっている。

Dsc_0339

Dsc_0341

行かなかったので望むことにした。

-----------------------------

友ヶ島にいけず時間が余ったので雑賀崎にも行った。

「さいかざき」ってよむんですか。よめない・・・

Horizon_0001_burst20220430145404440_cove

風の影響を受けにくいであろう、おふねにとっては良い立地と思われるが、こういうところはたいがいエクストリーム地形と化している。

Horizon_0001_burst20220430151047391_cove

このあとカフェでゆっくりして帰った。おしゃれすぎんか。

Dsc_0352

-----------------------------

もういちどリベンジする必要が出てしまった。こんどは南海で行こうと思う。

廃墟とノン廃墟の境目に立っているいまおれは (秋吉台バス停留所)

ノン廃墟ってなんだ。

Horizon_0001_burst20220509145408308_cove

秋吉台バス停留所。このなりであるがれっきとしたバスターミナルである。

Horizon_0001_burst20220509145505242_cove

わりあい最近のものとおぼしき張り紙もあり、待ち人も2名ほどいた。奥のほうで何かしらNewな飲食店が営業しており気になったが時間がなく断念。

むかし作った路線図(自作ですよ)で表現するとここになる。

Buroguyou_20220520163901

JRバス(橙色)と防長バス(緑色)の乗り入れがある。どちらも山口市方面から来ており、防長バスのほうはこのまま秋吉台を突っ切り北上、萩市の中心部まで到達する。ちょっと前までサンデン交通が下関から(!)乗り入れていたがさすがに遠すぎたか廃止された。赤色の船鉄バスはもうちょっと頑張って山登ってきてください。

Dsc_0368

窓口はもぬけの殻とおぼしくカーテンが閉まっており、埃が盛大に積もっていた。謎ヘルメットが乗っていた。謎。本数が少ないがゆえに小さい時刻表3枚がかわりに並んで貼られていた。5年だか前に廃止されたサンデンのものも廃止のお知らせとともにそのまま残っており、さすがにはがしてあげてくださいとなった。

2階部分に上ろうとしたら階段の踊り場で鳥が全力で巣を作っており、退散を余儀なくされた。つまりこの建物は待合室部分だけしか使われていない(隣の飲食店部分は実質別の建物とみることができる)。これを廃墟と呼ぶか呼ばないか。

Dsc_0369

と思っていたらバスが来た。この防長バスはこれから萩に向かうようだ。旅行客とおぼしき2名が乗り込み、秋吉台の観光道路方面へ去っていった。

Dsc_0370

いきなりなんの写真だよと思うかもしれない (秋吉台の有名じゃないほうの展望台、美東町展望台の話)

 

Dsc_0364

一日中ほとんど変わりません(湿度100%)

------------------------------------------

秋吉台に行ってきました。近所なので頻繁にドライブする場所ではある。
2月だか3月だかに全力バーニングした山(丘?)は5月には青々としており、気候がちょうどよさにあふれ出ていることもあって毎年この時期に確認しに行くようにしている。WindowsXPを。

Horizon_0001_burst20220509144425452_cove

山口のWindowsXPはいささか岩が多い。
これを私は”作者:Hajo 撤去費用:30000000¢”と呼んでおり、かつ石灰地質に由来する水の溜まっていない純粋窪地があるあたりから、秋吉台こそSimutranserの聖地と言えるのではないかと思っている。まるでpak64のようでしょう、これからはpak64の景色と、そう呼ぶことにしよう。

そしてこの写真は展望台から撮ったものである。秋吉台は山の上にあり、登りきったところに立派な展望台となんかすごいおしゃれなカフェがある。おれは場違いかもしれない。コメダにいるくらいが一番落ち着く。コメダすき。

Image with no description

Horizon_0001_burst20200814161751045_cove

二枚とも別日に撮ったものでごめんよ、展望台はなぜかドーナツ型をしており、まるでカービィ64のボス(3色のクリスタルみたいなやつ)が出てきそうな形態をしている。すき。

------------------------------------------

ところで、秋吉台の展望台というと南側にあるこの1か所しかないように思える(そう思っていた)。実際観光客などは秋芳洞を通り抜けた後(洞窟のくせして通り抜け可能なのだ、実質トンネルだな)この展望台からpak64を眺め、pak64の中を散策するのだろう。自身の修学旅行(中3)でもここを訪れ、そのようにした経験がある。大雨の翌日、濁流の秋芳洞のことを覚えている。忘れられかけているかもしれないがおれは名古屋出身だ。

実のところ秋吉台の展望台はまだまだある。展望台という名前が名づけられている場所であればほかにもいくらかあるようだが、「展望するための建物」が建っている場所となるともう1か所だけである。美東町展望台だ。

Horizon_0001_burst20220509155027639_cove

逆光なのはゆるして。次は午前中に行こうと思った。

秋吉台のある山口県美祢市は複数の自治体が合併した市である。合併前は秋吉台の中を町境が通っていたので、それぞれの自治体が展望台を建てたのだろう(だれか経緯調べて)。ちなみに有名な方は旧秋芳町側の展望台である。

ここからの景色がいいんだこれが(逆光だけどな)。

Horizon_0001_burst20220509154250250_cove

XP感増したね。山口でWindowsXPを体感するには一番いい場所かもしれない。でも午前中に来い。

秋芳町側の展望台はドーナツ型をしておきながら秋吉台が望める範囲は120度程度である。端っこにあるから。ところが美東町展望台はほぼ360度である。

Dsc_0372

山の斜面の一部に畑がちょいとあり、本来の土地利用を感じられるところも最高である。

Horizon_0001_burst20220509154701317_cove

Horizon_0001_burst20220509154707325_cove

展望台そのものも小さいながら立派なもので、トイレも完備である。しかも管理が行き届いておりそこそこ清潔であった。

でもおれ1人しかいない。だれもいない。だれも来ない。今からその理由をとうとうと説明する。

------------------------------------------

まず駐車場がない。

その辺に止める必要がある。当然だが公共交通機関などない。ちなみに秋芳町側の展望台脇にはバスの停留所があり、2事業者が乗り入れている。

Horizon_0001_burst20220509154631047_cove

おれはここに止めた。というかここにしか止められなかった。手前側はここからじゃわかりにくいが段差があり、車体をこする可能性があった。まだ1回も車検にかけていない新車に傷をつけるわけにはいかないのだ。

もう一つはアクセス難易度の高さである。初心者ドライバーは断じて行くべきではない。慣れた方でもちゃんと地図を確認してから行くことを勧める。

 

まず、この交差点を左折する。おれの記憶が正しければ現在はこの信号機が撤去されており、さらにわかりにくくなっている。

あとはひたすら直進する。

 

この道も右にそれずに左へGO。するとこうなる。これであっています。

 

これは果たしてあの山口観光の目玉たる秋吉台の展望台に向かう道なのだろうかと不安になるが、間違ってはいない。残念ながらその役割はこっちの展望台にはないのだ。帰りの途中、やはり不安になったであろう観光カーが1台引き返す場面に遭遇した。

 

これは終盤だが、この角は右折すること。直進すると先ほど展望台から見た畑に突っ込むとみられる。

 

そして、もう展望台は見えているがここを右折すること。直進すると秋吉台の中に突っ込み、折り返す場所もないとみられる。

そして駐車場は1~2台しか確保されない。

と、ここまでつらつら紹介したが、実は裏技が存在する。秋吉台の中央・長者ヶ森駐車場から歩いて行ける。けっこうな距離はあるが、車の運転に自信がなければこちらのほうが100倍無難であろう。

でも険道(本当に県道です)を味わいたい人はこのルート使うのも悪くないよ。まあまあエキサイティンだよ。

------------------------------------------

こんどは誰かを引き連れていきたいと思った。さすがにまわりになんもない秋吉台にただ一人ポツンとするのはキツかった。でも景色は秋吉台の中でもとりわけ美しいと思うし、googleマップの投稿では夜の星空が最高らしい。周りに木も明かりもないから・・・あと人もいないぞ。

« 2022年1月 | トップページ | 2022年7月 »