なんか適当!今月の天文現象【2012年10月号】
台風が襲いかかってきている三重県で、暴風雨に怯えながら書きました。
ではどうぞ。
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アテンション!
この記事、なんか適当な上、正確さも割と低い!
自分ではなるべく間違わないようにしていますが、念のため他の情報と照らし合わせながらご覧ください。
あと、間違えた情報があれば教えてください。お願いします。
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10月のカレンダー(これが一番適当!)
3日 金星とレグルス[1等星]が接近(明け方)
4日 木星が留
8日 体育の日
寒露[二十四節季]
下弦の月
10月りゅう座流星群が極大
15日 新月●
20日 秋の土用の入り
21日 オリオン座流星群が極大
22日 上弦の月
23日 霜降[二十四節季]
26日 土星が合
27日 水星が東方最大離角
30日 満月○
今月は流星群が2つありますね。10月りゅう座とオリオン座です。
流星は、地球の公転軌道上のチリが地球にぶつかって降り注ぐ際に大気との摩擦で生じる光です。
ちなみに通常はこの摩擦によって発生する熱でチリは燃え尽きるのですが、これが燃え尽きないほどのサイズのチリであった場合に隕石となります。
これらのチリは様々な要因で発生するのでしょうが、流星群の場合は彗星がチリの発生源です。
彗星が通りすぎた後には多くのチリが発生します。多くは彗星の軌道上に残っているため、そこに地球がやってくると地球には多くのチリが降り注ぎます。チリはある地点に集中して存在するため、ある一定の場所から放射しているように見えます。この”ある一定の場所”こそが流星群に名付けられている星座が存在する位置です。
←こんな感じ(黒い線が流星の飛ぶ方向)
留意点:実際は上図のように大量に見えることは少ないです。
りゅう座流星群もりゅう座(北極星の割と近く)から放射しているように見えます。
今回のりゅう座流星群は、かつて通った彗星の軌道と地球が見事にバッティングするらしく、普段より多くの流星が期待できるそうです。といっても1時間に数十個らしいので過度の期待は禁物です。
オリオン座流星群も、月が上弦の直前であることから、条件はかなり良い方です。この流星群は元々数多くの流星が期待できる流星群なので、安心して見守りましょう。
あとは3日の明け方東の空に金星とレグルスがものすごく接近して見えるなどのニュースがあります。明け方の、それも5時頃ですから夜更かしより早起きした方が得策でしょう。
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惑星
水星…夕方西の空。27日に東方最大離角を迎えますが、見られる時間はかなり短く、高度も10度以下とかなり低い位置です。約-0.3~-0.1等星。
金星…明け方東の空。8月に西方最大離角を迎えた後は、年末まで明けの明星が続きます。見られる時間は長く、2時半~3時半以降には観測出来ます。約-4等星。
火星…てんびん座~さそり座付近。年末まで、基本的には夕方に観測できますが、観望期からはだんだん遠ざかっていくと言えるでしょう。日没から20時~19時半まで。約1等星。
木星…おうし座付近。見られる時間が多くなり、ほとんど一晩中見えるようになってきました。4日には留を迎え、逆行が始まります。21時~19時から日の出まで。約-2.7等星。
土星…26日に合を迎え、この時期は観測に適さないと思われます。
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参考:天文年鑑2012年版(誠文堂新光社)
つるちゃんのプラネタリウム(右サイドバーのリンクから飛べます)
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