[地名ネタ]”がっかり”特集
網羅は決して出来ていないけれども。
----------------------
さて、改名後1週間も更新をさぼりました。すみません。
今回は2年4カ月も前に記事にした”がっかり湖”の続編です。
__________________________________________________
”がっかり”という地名が付いてしまうような場所には、見るものをがっかりさせる要素が必ずあるはずだ。
きっと発見した人がもはや発見したことすら後悔してしまうほどのインパクトが無ければ、こんな地名付くはずもない、と考える。
__________________________________________________
まずはオーストラリアからもほど近いニュージーランドのがっかり。
ディサポイントメント島。
どんながっかりが待ちうけるのか。
一見普通の島だな、と思った。どの辺りががっかりだったのだろうか。
英語版のウィキペディアを調べてみると、どうやら、この近辺で船が沈没して、多くの人が亡くなったとか、生存者が何カ月も救助を待ち続けた」だとかいう記述が並ぶ。そりゃあ、こう名付けたのも納得。
南極近くのこの海域って、確か荒れやすいんだっけか。
ちなみにここ、世界自然遺産の一部である。
----------------------
次は沼。アメリカです。
これのどこががっかりなのかは良く分からない(英語のサイトばっかりで訳すのが面倒だった)。
ただ、すぐ西側にもっとでかい沼があるあたり、かなり頑張って干拓したのかな…?
------------------
そしてまだあった。
湖だ。これもアメリカ。
これまたどの辺りががっかりなのか定かじゃないけれど、これまた人が住んでいる感じはあまりしなかった。
------------------
単純に”ディサポイントメント”という地名もあった。
またまたアメリカ。
っていうかどんだけ”がっかり”地名付けるの好きなんだよアメリカ人。
------------------
日本にも”がっかり”はある。
岩手にある”がっかり島”である。
”真崎”にある岩礁のうちのどれか・・・らしい。
これは分かりやすいサイトが出てたりすると思うので、あえて解説はしませんが、がっかり島付近だけ採れるアワビが少ない(らしい)だとか、というがっかり感(Wikipediaに載ってた)はあるようだ。
ただ、この場合、”がっかり”はこの地域の方言で”崖”を意味するという話もあるので、本当にがっかりしたかどうかは不明。
------------------
いろんな”がっかり”地名のある場所を確認してみたが、いずれも住むのに適した場所かと言われると疑問がある場所ばかりだ(そうでないところもあるとは思うけど)。
この記事を書く前は、名付けた人はなんて適当なネーミングを付けたんだ、とか思っていた部分があった。
しかし、そこには開拓者の素直な気持ちが表現されているのだ(…であろうと信じている)。未知の土地を彷徨い歩き(あるいは航海し)、見つけた場所がこんな場所だったら、もう”がっかり”と名付けざるを得ないだろう。
そういうことなのかもしれない。
------------------
他にもがっかり地名はいっぱいある。いっぱいあり過ぎるので割愛した。
というか、このネタ、もう既にちょいちょいネットに上がってて、記事化するのに躊躇した。ちなみに、躊躇した結果が1週間以上の放置につながった…というわけではない。
最近のコメント