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なんか適当!来月の天文現象【2012年3月号】

前回の突然の復活から1カ月。今回もなんとか続いています。

この記事のコンセプトは、
超適当!って程でもないけど、なんか適当!な天文情報
です。

とにかく下の注意書きをよく読んでから楽しんでください。
必ずどこかで間違い・勘違いが入っているはずですから。

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アテンション!

この記事、なんか適当な上、正確さも割と低い!
自分ではなるべく間違わないようにしていますが、念のため他の情報と照らし合わせながらご覧ください。
あと、間違えた情報があれば教えてください。お願いします。

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3月のカレンダー
(やっぱりこれが一番適当!)

1日 上弦の月
5日 火星が衝
    水星が最大東方離角
    啓蟄(二十四節季)
6日 火星が最接近
8日 満月 ○
15日 下弦の月
    金星と木星が接近(午後7時38分頃)
17日 春の彼岸の入り
20日 春分(二十四節季)
22日 新月 ●
27日 金星が東方最大離角
31日 上弦の月(2回目)

3月の星空というと、冬の星座と春の星座が混在している印象があります。
比較的観測が楽な時間帯(0時より前の時間)だと、オリオン座が西に傾き、東側にはしし座のレグルスとか、おとめ座のスピカとかが見えてくるのでしょうか。レグルスとかスピカは、お分かりかもしれませんが1等星の名前です。

春は冬に比べて空気中の塵の量が多い(花粉とか黄砂など)ので、中々澄んだ星空とはいかないらしい、と聞いたことがあります。
でも、バリエーションに富んだこの時期の星空が楽しめるのも今だけですので、星座早見盤片手に楽しんでみてはいかがでしょう。

さて惑星ですが、火星が衝・最接近、水星と金星が東方最大離角です。

衝とか最大離角とかについては、詳しい説明を省きます。
すごく簡単に言うと、衝は外惑星(地球より外側を回る惑星)が最も観測しやすい時期です。
5日に衝を迎える火星は観測に最適ですよ!と捉えていただいて構いません。

東方最大離角は、内惑星(地球より内側を回る惑星)が夕方の西の空で観測しやすくなる時期です。なんて言うと、ちょっと詳しい方々から厳密には違うだのと言われてしまいそうですが、この際そういう風に理解しちゃえば気が楽ですよ。(実際には、最大離角の時期よりも観測に適した時期がある場合もあります)
東方最大離角を5日に水星、27日に金星が迎えます。少なくともこの時期は、夕方西の空にこの2つの惑星を確実に見ることが出来ます。(金星は5月頃まで夕方西の空で見ることが出来るので、やっぱり厳密には違うのかもしれませんね)

ついでに言うと、6日に火星が最接近というのは、地球と火星の距離が一番縮まる時期に当たります。望遠鏡などをお持ちの方は、普段よりほんのちょっとだけ大きく見える火星をお楽しみください。(肉眼では分からないレベルです)

そして、15日には金星と木星が接近というのがありますが、これは地球からの見た目で近くに見えるだけで、実際に2惑星が近付いたわけではありません。ややこしい。
…のですが、この現象の侮れない点が視覚的に非常に分かりやすい、という所です。
この2惑星、ここの所ずっと接近しているらしく、26日ごろには月も加わってトリプルセットで楽しめるらしいです。

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惑星

水星月前半は夕方西の空。5日には東方最大離角を迎え、見やすさはまあまあ、と言ったところでしょうか。後半は明け方東の空に移っていきますが、如何せん暗い。24日には4.6等級。少なくとも都市部では観測不能でしょう。約-1.0~+4.6等星。明るいのは前半の一番最初の頃だけのようです。

金星夕方西の空約-4.2等星。望遠鏡で見ると、初旬には小さい丸だったのが、下旬には少し大きくなって半月状の形に見えます。27日に東方最大離角、4月末には最大光度(一番明るく見える時期)を迎えますので、徐々に観測に適してくると思われます

火星しし座付近。衝・最接近を迎え、今年で最も観測に適した時期と考えて良いでしょう。ほぼ一晩中観測出来ます。約-1.0等星

木星おひつじ座付近22~21時には沈みます約-2.1等星。今月は金星の近くにいることが多いので、実は見つけやすいかも。4月以降は太陽に近づき、見づらくなるそうなので、観測なら今のうち!

土星おとめ座付近約+0.4等星22時~19時半ごろに東から出てきます

天王星以降は省略。

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今回は最初の方でそれっぽいことしてしまったので、解説コーナーはお休みです。

参考:天文年鑑2012年版(誠文堂新光社)
    つるちゃんのプラネタリウム(右サイドバーのリンクから飛べます)

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