日食は2012年にもある!
2009年7月22日には、皆既日食がある、
ということはこの間話しました。
あと五日ですね!
「でも、あいにくその日は見てる時間無いんだよねー」
なんて人に朗報。
2012年5月12日には、金環日食があるのです!
3年後!たった3年!
「3年も後の話~?」なんて思った方に言っておきますが、
同じ地域で起こる日食としてはかなり短い間隔で起こると言えるでしょう。
しかも今度は見ることが出来る地域が広い!(「晴れれば」ですが)
ここでは、簡単に日食について説明してみます。
「簡単すぎる」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、
そのあたりは勘弁して下さい…。
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皆既日食と金環日食の差って何よ?
絵を見ていただければすぐにわかると思います。
ざっというと、こんな風です。
影の部分が大きい場合は皆既日食になります。
影の部分が小さい場合は金環日食になります。
皆既日食は図のように太陽の全部が隠れます。
金環日食は図のように輪っかのようになります。
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何で皆既日食になるときと金環日食になる場合があるのよ?
日食は、太陽―月―地球が1直線に並んだ時に
(地球からの見え方として)太陽が月に隠されるようにして起こるわけです。
つまり日食の隠されてるあの影の部分は月なんです。
しかし!
地球と月の距離が時により変化するんです。
もちろん、普段でも遠い場所にあるものの方が近くにあるものより小さく見えますね。
これは日食の場合でも当てはまります。
地球と月の距離が近いと、月は大きく見えるので、皆既日食となります。
地球と月の距離が遠いと、月は小さく見えるので、金環日食となります。
…但し、皆既日食と金環日食は地球のごくごく限られた場所でしか見られません。
大半の場所では部分日食です。
(22日の皆既日食でも、ほとんどの場所で部分日食ですね)
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2009年と2012年の日食って、何処で見れるのよ?
2009年の皆既日食はこちらをご覧ください。
2012年で見られる地域は、
大体こんな感じです。(「大体」を強調しますが)
東京とかでも見れます。Retiは東京出身じゃないけど。
でも金環日食が見られる地域に住んでて良かったです。
詳しく見たい場合は、このページがいいと思います。
リンクにもある、「つるプラ」です。
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実は僕はまだ日食を見たことが無いんです。
でも今年のは忙しくて見られなそうだし…
ということで僕は2012年に期待してます。
あと、こういった天文現象は、ある程度予測可能なんです。
小学生の時買った天文本の日食の欄に
2009年と2012年に日食があることが書いてありました。
天文現象をさきどりしておくと、
見るための準備とかもしやすくなりますよね。
今回はこの金環日食もずいぶんニュースになったんで
さきどりでも何でもないですけど。
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